|
『リンカーン』(原題: ''Lincoln'')は、2012年公開のアメリカ合衆国の伝記戦争ドラマ映画である。スティーヴン・スピルバーグが監督し、ダニエル・デイ=ルイスがアメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーン、サリー・フィールドがメアリー・トッド・リンカーンを演じる。ドリス・カーンズ・グッドウィンによる伝記本『』を原作とし、リンカーンの最後の4ヶ月が描かれる。撮影は2011年10月17日に開始され、2011年12月19日に完了した。アメリカ合衆国では2012年11月16日にディズニーのタッチストーン・ピクチャーズを通し、ドリームワークス配給で公開される。また国際配給は20世紀フォックスが行う。 第85回アカデミー賞では作品賞を含む12部門でノミネートされ、主演男優賞とアカデミー美術賞を受賞した〔。 == ストーリー == アメリカ合衆国第16代大統領 エイブラハム・リンカーン― 史上最も愛された大統領と言われ、常にユーモアを絶やさず、黒人を含めたすべてに人々にオープンに接する人物だった。 1865年1月。大統領に再選され2ヶ月が経ったが、アメリカでは4年以上に及ぶ南北戦争が未だに続いていた。リンカーンは毎晩1人で船に乗り、どこかへ向かっているという不思議な夢を見るようになる。 1862年の奴隷解放宣言で奴隷は解放されたかに思えたが、この宣言で実際に解放された者はわずかであり、この宣言は戦時中の立法措置として、戦争が終われば効力は失われることになる。「すべての人間は自由であるべき」と信じるリンカーンは奴隷を永久に開放するため、アメリカ合衆国憲法修正第13条を議会で可決させることを決意する。 しかし戦争は既に終わる方向に進んでおり、リンカーンの所属する共和党でも「これ以上犠牲者を出さないために、1日も早く戦争を終わらせるべき」という意見が強くなっていた。戦争の犠牲と人間としての尊厳のジレンマ、反対を押し切って戦場に向かう長男ロバート、三男ウィリーを失ったことで疎遠になっていた妻メアリー・トッドに苦悩しながら彼はある決断を下す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リンカーン (映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|